投資日記#2 ボラティリティと曜日・時間帯の関係

投資日記

土日なので、土日と関係する記事を書こうと思います。

仮想通貨は他の金融商品と比べても値動き(ボラティリティ)が非常に激しい資産として知られています。しかし、実際にどの曜日・時間帯にボラティリティが高くなりやすいのかを意識して取引している人は意外と少ないかもしれません。この記事では、ボラティリティの基本と、曜日や時間帯ごとの傾向について詳しく解説します。


ボラティリティとは?

ボラティリティとは、価格の変動幅の大きさを表す指標です。ボラティリティが高いということは、価格が短期間に大きく動くことを意味します。仮想通貨市場では、ボラティリティの高低を利用して利益を狙う短期トレーダーが多く存在しますが、逆に大きな損失を被るリスクもあるため、しっかりと傾向を把握することが重要です。


仮想通貨市場の特徴:24時間365日稼働

株式市場とは異なり、仮想通貨は土日祝日も含めて24時間稼働しています。このため、値動きがいつ起きるのかを判断するのは一見難しそうですが、実際には「曜日」や「時間帯」によってある程度の傾向が見られます。


曜日によるボラティリティの傾向

一般的に、週末(土日)は低くなる傾向があります。土日は世界中の株式市場、為替市場、商品市場などの伝統的な金融市場がすべて休みです。一方、週明けの月曜から火曜にかけては、週末に起きたニュースやイベントを受けて相場が動くことも多く、これもボラティリティ上昇の要因となります。

↓曜日とボラティリティの関係


時間帯によるボラティリティの傾向

仮想通貨市場はグローバルに展開されているため、各国の取引時間帯に合わせてボラティリティが変化します。特に注目すべきは次の時間帯です:

  • 日本時間 9時〜12時:アジア市場(日本・韓国・中国)が活発になる時間帯で、比較的穏やかな傾向。
  • 日本時間 16時〜20時:欧州市場が開き、取引量が増える時間帯。ボラティリティもやや上昇。
  • 日本時間 21時〜翌2時:米国市場が開いてからクローズまで。1日の中で最もボラティリティが高まりやすい時間帯。

参考までに・・・
・日本:東経135° → -9時間(標準時より9時間進んでいる)
・アメリカ(東部標準時):西経75° → +5時間(標準時より5時間遅れている)

この時間帯を意識することで、無駄なトレードを減らし、効率的に利益を狙う戦略を立てやすくなります。

覚えておかなければならないのが、日曜日だけは特殊です。
データ取得上、標準時ベースとなっていますが、日曜日のボラティリティと時間帯の関係を載せておきます。

20~23時頃にボラティリティが高くなっていることがわかります。
理由は主に下記が考えられます。

1. 欧州勢と米国勢の市場が動き出す時間帯

  • 日本時間の日曜20時頃〜深夜にかけては、欧州(ロンドンなど)と米国(ニューヨークなど)の金融市場の参加者が活動を始める時間帯です。
  • ロンドン市場は日本時間16〜17時ごろから、ニューヨーク市場は22時ごろから本格的に動き出します。
  • 特にニューヨーク市場のオープン前後は、仮想通貨の取引高・注文量が急増しやすく、それに伴い価格変動=ボラティリティも高くなります。

2. 週明けに備えたポジション調整

  • 仮想通貨は24時間365日取引できますが、伝統的な金融市場(株式・為替)は月曜から始まるため、日曜夜にはプロ投資家や機関投資家が仮想通貨で先行してポジションを調整することがあります。
  • たとえば、週末中に発表されたニュースや経済指標、地政学的イベントなどに対するヘッジや仕込みが入ることがあります。

3. CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)のビットコイン先物が再開

  • CMEのビットコイン先物市場は、日曜日本時間で19:00ごろに再開されます(アメリカ東部時間の日曜18:00)。
  • これにより、裁定取引(アービトラージ)や先物主導の動きが現物市場にも波及し、価格が大きく動くことがあります。

4. 流動性のギャップとスプレッドの拡大

その状態からいきなり大口の注文やニュースで注文が集中すると、価格が大きく動きやすく、これがボラティリティの急上昇につながります。


実践に活かすには

このようなボラティリティ傾向を投資判断に取り入れることで、以下のようなメリットがあります:

  • 無駄な取引を減らす:ボラティリティが低い時間帯は、エントリーを控えることで手数料負けやダマシのリスクを減らせる。
  • 損切り・利確のタイミング精度が上がる:重要な時間帯に注目して、適切なタイミングで決済できる。
  • トレード戦略の最適化:曜日や時間帯に合わせて、スキャルピングやスイングトレードなど手法を使い分けられる。

まとめ

仮想通貨のボラティリティは、曜日や時間帯によって一定のパターンがあります。週末や米国市場の時間帯は特に注意が必要であり、トレーダーはこれらの傾向を理解することでリスクを抑え、より効率的な運用が可能になります。

日々のトレードにおいて、チャートを見るだけでなく「いつ動くか」を意識することは非常に重要です。ぜひ、今回の内容を参考にして、より戦略的な仮想通貨投資に役立ててください。

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