ブロックチェーン技術は、データの信頼性と透明性を確保する革新的な仕組みとして注目されています。
驚くことに、ビットコインはデータを改ざんされたことが一度もありません。
投資対象の強みを知っていれば、長期投資のマインドが形成できます。
本記事ではブロックチェーン技術について、できるだけわかりやすく説明します。
わからなければ何度も読み返してほしいほど超重要な項目なので、最後まで閲読ください!
💡ブロックチェーンってなに?初心者にもわかる超やさしい解説
近年は電子マネー化が進み、決済や飲み会・食事代の清算などは電子マネーで行うことが多くなりましたよね。
お金の貸し借りなどもP●yPayなどで簡単にできるようになりました。
云わば、P●yPayなどは「いくら払った」「いくら借りた」「いくら送った」などが記録された台帳の役割をしているのです。
しかしこのような電子マネーの運営会社が詐欺業者だったらいかがでしょうか?
台帳が改ざんされるとどうでしょうか?
経営破綻する可能性はないでしょうか?
ハッキング等で数字が書き換えられる可能性はないでしょうか?
電子マネーを使用するにあたり、我々は上記のリスクを承知の上、
運営会社を全面的に信用するしかないのです。
改ざんされない保証が心もとないのは少し不安ではありませんか?
そこで「ブロックチェーン技術」を基盤技術とした仮想通貨なのです。
「ブロックチェーン」一言で言うと?
ブロックチェーンとは、
「みんなで共有するデジタルの取引帳簿」のことです。
銀行のような一つの機関が記録するのではなく、
世界中の人たちが同じ帳簿を持っていて、みんなで中身を見たり、記録したりできる仕組みです。
名前の由来:「ブロック」+「チェーン」
- 「ブロック」=取引のまとまり(例:AさんがBさんに1BTC送った など)
- 「チェーン」=そのブロックを時系列でつなげたもの
つまり、取引データをどんどん繋げた鎖(チェーン)のようなものです。
なぜすごいの?
1. 改ざんできない
一度記録された内容をあとから書き換えるのが超絶むずかしい。
データを変えるには、過去のすべてのブロックを再計算し直さなければならないため、現実的には無理です。
2. 中央の管理者がいらない
銀行のようなお金を管理する機関がいなくても資産を動かせます。
ネット上の誰でも参加でき、勝手に止まることもありません(=非中央集権)。
中央管理者への信頼が一切いらないのです。
3. みんなで監視してるから安心
世界中のパソコンが同じ情報を持っていて、全員で確認しているので、ズルができません。
ビットコインとブロックチェーンの関係
ビットコインは、世界で最初にブロックチェーン技術を使ったお金です。
- 誰がいつ、誰に、いくらビットコインを送ったか
- その記録が全部、ブロックチェーンに残っています
- 誰でも見られるので、透明性が高い!
つまり、ブロックチェーン = ビットコインの取引履歴そのものです。
イメージで例えると…
「黒板」にみんなで取引内容を書いていく
- 書いた内容は消せないし、書き直せない
- 誰でも見られる
- 勝手にウソを書いたら、みんなから「それ違うよ」とはじかれる
こんなイメージです!
もっと知りたい方向け!ブロックチェーンの仕組み
イメージだけじゃ物足らない!もう少し深く理解をしたい!という方向けに、
ブロックチェーンの仕組みについて少し詳しく記述しておきますね!
※小難しい方が苦手な方、これまでの記述でブロックチェーンのすごさに納得ができた方は
飛ばしていただいてもOKです!
仕組みを3つのキーワードで解説
1. ブロック(Block)
まずハッシュについて少し詳しく説明しておきます。
★ハッシュ
あるデータが入力されると、決まった長さの英数字の文字列を算出する
ハッシュ関数というものがあります。
入力データは数字・画像・音楽などなんでもOKです。
ただ、入力データをほんのわずかにでも変えると、出力結果は全く異なるものになります。
↓入力データが「1000000」と「1000001」の場合の出力結果です。

★ブロック
- BTCにおいて、入力データはトランザクション(送金情報)です。
トランザクションは「ブロック」という単位でまとめられます。 - 一つのブロックには、複数の取引が含まれます。
- ブロックには「そのブロックのハッシュ」と「前のブロックのハッシュ」が含まれており、チェーン状につながっています。
2. チェーン(Chain)
各ブロックは、暗号学的に前のブロックとつながっているため、一つでも中身を書き換えると、その後すべてのブロックのハッシュが崩れます。
ハッシュ値は複雑すぎるので元のデータを逆算することはほぼ不可能ですが、
万が一実現したとしても
全世界の人が監視しているため、改ざんが行われるとすぐに検知されてばれます。
これにより「過去のデータ改ざん」が非常に困難になります。
3. コンセンサスアルゴリズム(合意形成)
ブロックチェーンのように誰でも参加できるネットワークでは、次の問題があります:
「複数のノード(参加者)がいる中で、どのデータ(ブロック)を“正しいもの”として採用するか?」
この「みんなの合意(=コンセンサス)をどうやって取るか?」を決めるのが
コンセンサスアルゴリズム(合意形成アルゴリズム)です。
・PoW(プルーフ・オブ・ワーク)
BTCが使っているコンセンサスアルゴリズムで、PoWでは、次のような流れになります:
- ブロック候補を作って、ハッシュ値が条件を満たすようにひたすら計算(マイニング)
- 最初に条件を満たしたノードが「正しいブロック」としてネットに発信
- 他のノードもそのブロックを検証し、OKならそのブロックを「正解」として採用
これが「コンセンサス(合意)をとる」ということです。
・PoS(プルーフ・オブ・ステーク)
イーサリアムで2022年から採用している方式で、コイン保有量などによってブロック生成者が決まります。
応用例はビットコインだけじゃない!
ブロックチェーンは、お金だけじゃなく:
- NFT(デジタルアートの証明)
- スマートコントラクト(自動で動く契約)
- 投票、契約、ゲーム、証券など
いろんな分野に使われはじめています。
まとめ
色々むずかしそうなことを書きましたが、最低限理解しておいてほしいことは下表のとおりです!
項目 | 内容 |
---|---|
ブロックチェーンとは? | みんなで共有する取引の記録帳簿 |
特徴 | 改ざんできない、中央管理者なし、透明性が高い |
ビットコインとの関係 | ビットコインの記録にブロックチェーンが使われている |
応用例 | 仮想通貨、NFT、スマート契約など |
「難しそう」と思われがちなブロックチェーンも、実は“ただの正直な帳簿”です。
未来の社会では、この仕組みがいろんな場面で使われるようになるかもしれませんね!
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